★黒甜堂★

あの時、あの判断は正しかったのか？

映画『ブリッジ』を土曜に観てきました。

その内容はゴールデンゲートブリッジと言うアメリカの自殺の名所である橋の話で、ドキュメンタリーです。
R15指定です。
映画が始まったと思ったら飛び込む人の映像が流れました。
衝撃です。
飛び込んで亡くなった人の友人や家族がどんどん彼らの事を思い出して語って行きます、途中でその語られている人が橋を歩いているシーンが入って来たりします。
その中で語っている女性の話がずしんときました。
彼女は友人が飛び込む前に一緒の時間を過ごした人で彼女自身も一時、精神を病んでいた様なのですが最後にちょっと突き放してしまったんです、『家に寄りたい』と言った友人に『駄目。』って。
でもその後に『困った事があったら連絡を頂戴。』と言ったのですがその後に連絡は二度ときませんでした。

サトウ自身も内に籠ってしまう所があるので一時期、ストレス性の情緒不安定やら不眠症やら胃炎やら顎関節症やら皮膚炎やってますが自分を自ら傷つけたり、他人を傷つけたり(精神的に傷つけてしまっていたかもしれませんが)と表に出す事は無かったのですが、類は友を呼んでしまうのか周りに何人かサトウ以上に…何て言えば当てはまるのかな？敏感な人と言うか内に籠ってしまう人が居ます、居ました。
その中に事故で亡くなった人も居ます。
最後に会ったのは多分8〜9年位前だと思うのですが、その頃はサトウも就職活動をし始めていた時期だったので何だか精神的に落ち着かなくて、誰に対しても突き放す様な言い方をしていたと思います。
そうじゃないと自分が保てなかったのです。
その会った時に、その人の頼りにしていた祖父が亡くなってサトウも落ち込んでいて、『時々、歩き方を忘れるんだ。』と言われました。
『右足を出して、左足を出して…それが酷く難しい、考えるから余計に動かないんだ…』
サトウはそこまで考えた事は無くって
『右足を出して、左足を出して、また右足を出す事を判っているなら簡単じゃない、あとは前に進むだけでしょう？』
と簡単に突き放してしまいました。
それはサトウに取ってはその時に出来る精一杯の励ましのつもりでした。
でも、今は頭は判っていても出来ない事が在る事を知っています。
それが酷く簡単な事であっても。

酷く曖昧なのですが、その人はその1年経たない頃にマンションのベランダから足を滑らせて亡くなりました。
遺書は無かったので衝動的にか、もしくはホントに事故だったのではないかという事で事故になったと思います。
今回、映画を観て、たまに思い出していた事を再び強く思いました。

あの時のあの自分の言葉はその人にどんな思いをさせたのだろうと。
きっかけになったとは思いたく無いですが、もっと違う言葉を掛けてあげれたらその人にもっと違う人生を送らせてあげれたのではないかと。
自分にそんな力は無いと思いますが、何か出来たんじゃないかと。
でも、いくら『外側』が言葉をかけても「内側」にはなかなか届かない事も知っています。
『外側』から見て対した事ではなくても『内側』にしてみれば物凄く辛い事がある事も知っています。
そしてそれは『内側』から変わらないと抜け出せない事も。
でもね、何だか原因が判らなくてどうあっても抜け出せない檻があるもの知っています。
今、例えその人が生きて居てもサトウはどんな言葉を掛けていいか判りません。
自分が精神的に落ち込んで来た時ははどうして欲しかったのか思い出せませんネ、つい最近もあった筈なのに酷く昔な様な気がします。

あぁ、独りになりたかったかも。
大好きだった絵も描きたく無かった、自分の描く絵が嫌いなんで。(苦笑)
本に囲まれてれば何処でも良かったかな。
でもずっと寝てますね、きっと。
夜になると目が冴えちゃって暗闇の中でグチャグチャとスケッチブックに殴り書きしてた頃もあったっけかな、だから昼間眠い。(笑)
でも、結局は描くのは止めなかったな。
多分、一生辞めないと思います。

『自殺は罪か？』
と言う問いを映画で自殺した息子さんに生前に聞かれたお父さんが『罪じゃない。』と言ったという話がありました。
サトウも神が許さない罪では無いと思います。
でも自殺者の魂は天国に行けないのは残された友人知人、家族の心を傷つけ、枷をはめるから、その人達を悲しめたからその人達の思いに引きずられて次のステージに行けないのだと思います。
故人をたまに思い出してあげる事はとても良い事だと思います。
楽しい思い出を思い出してあげるのは。
良い別れ方をしていないと楽しかった思い出も思い出せない。

でも、映画に出ていた家族、友人は『彼(彼女)は自由になれたんだ。』『解放されたんだ。』と言っていたのが印象的でした。
彼らの中で彼、彼女の死をそうやって受け入れているんだと。

一方で人生を些細な事でも楽しく生きている人が居れば、一方で生きてゆく事が酷く辛い人が居る。
好きな人が居れば嫌いな人も居る。
楽しい事があったり、辛い事があったり。
嬉しい事があったり、悲しい事があったり。
時には泣いて、怒って、時には笑って。
迷っても良いし、考えずに勢いで突き進んでも良いし。

あの時、あの人に掛けたあの言葉は正しかったのか？
判りません、判断を誤った気が強いです。
でも過去をどうにかするには遅過ぎました。
でも、例えやり直しが今、出来たとしても、どうにか出来るとも思いません。
今でもどう接していいか判りません。
だから、このまま自分に問い続けてゆこうと思います。
無かった事にしない様に。
サトウがどうこうしても答えが出ない様な事でもちゃんと聞いてあげようと思います、聞いてあげる事しか出来なくても。
突き放さない様に。
聞き流さない様に。
正しい判断なんて出来なくても良い。
その人にちゃんと心配してる人が一人でも多く居るって事が判ってもらえれば。

酷く簡単で、酷く難しい。

『プラダを着た悪魔』

母と映画を観て来ました。

それまで『ブランドものなんて…けっ』とか思っていましたが、良いねブランドモノ。
ただし、それなりの人が持ってのブランドモノであって日本人の『猫も杓子も…』なノリはど〜しても好きにはなれません。
モノが良いのは判っているんですが、安いスーパーで買った様な服にブランドモノのバックを持っていたり、どんな格好の時でも同じバックとかバランスも考えていないのに色んなブランドで飾ってみました〜、もしくは全部同じブランドで固めてみました★…みたいなのが嫌いです。ブランドの価値を下げている様な気がしてならないんですが、サトウは『あれ？それってひょっとして…』位の知る人ぞ知るみたいなブランドの持ち方をしたいですね。あからさまでないのが好きです。

映画自体は後半ちょっと弱い感じで物足りないかな〜？な気がしました。
ちょっと残念…。

猛龍〜ドラゴン・スクワッド〜

猛龍を観に六本木迄行ってきました！！(足痛いんじゃ…！？)

サトウの好きなヴァネス・ウーとショーン・ユーが出てるので！
ショーンは石原軍団に居そうだよなぁ…と常々思います。(笑)
ヴァネたんは今回も素敵インテリ風メガネ姿を披露してくれましたよ！！きゃーv v (オチツケ)
内容は…思ったより良かったですが、思ったよりつまらなかったです…しょぼん。
途中でそのキャラクターのイメージ映像みたいなのが入ってくるのでがそれがしつこく入ってくる、1回だけで良いのにな…。(クドいし、話の腰を折られる感じでちょっとがっくり)それと、誰がメインなのか判らなくなり過ぎている。最初はヴァネスがやっているホーが語っているのでホーが主人公かと思いきや途中で『あれ？ゴン・ロンとコーの話なの？』と思っていたら更にシャオジュンとシュウの淡い話でいくのか！？と観ていたらいつの間にか悪役のペトロスとジンの話にすり替わっていて『結局、誰の話がしたいの！？』と突っ込みたくなりました。(キャラが多いのも考えものなのか…)
皆にスポットライトを当てたいのは判るけど、皆に当て過ぎて折角良い話になりそうなのに話の印象が薄くなると言うか、どれもが弱い。一人一人のドラマがあって掘り下げたらもっと面白いだろうに、つまんでつまんでダイジェストの様に考えようにもそれぞれのキャラを把握出来ていないから、これならドラマで順々にスポット当ててやってもらうとか1作で語りきるんじゃなくて3部作とかでしっかり描いて欲しかったなぁ…。(次回作も作りたいらしいですが、どうするの？)
製作総指揮はスティーブン・セガールらしいのですが撮影中に1度も来てないし、出演者にも会っていないってどういう事！？(普通はそんなもん？)

出来るなら次回はちゃんと誰が主人公なのか判る様にして下さい…。(苦笑)

『コンスタンティン』

知人から『ベイブ〜都会へ行く〜』を貸して貰ったのですが何故がサトウが所有している『グース』を観て、号泣してから『コンスタンティン』を観ました。(ベイブは！？)
ジョン…あんたは神からも悪魔からも気に入られてるんやね…ぷぷ。
ヘビースモーカーで、それが原因で肺がんになって余命幾ばくも無いエクスシスト？で、鈍ちゃんな処が何とも萌えます。(笑)
サタン様自らお迎えに来てくれちゃって悪魔的『愛の言葉』を耳元で言われちゃったり、弱っている所にほっぺた味見されちゃうし、きゃ〜！！(オチツケ、それは半分妄想だ…)中立の立場のミッドナイトにも『オレの胸で泣き(鳴き)に来たのか？』って、え！？2人の関係ってそうなの！？(だからそれ妄想だって…勝手に漢字変換しないように)サタン様がジョニー坊や(コンスタンティン)を天国にやりたく無くって寿命延ばしちゃってウフフ、やっぱり愛されてるわ…(帰って来い)
妄想出来て楽しい★

決して恋愛ドラマにならないトコロが好きです。
ヒロインとちょっと良い雰囲気になっても流されない(自分の事で精一杯とも言う)し、キアヌはこういう話の方が良いのでは？前に恋愛映画観たけどコッチのキアヌの方が好きだなぁv v
あと、サトウが妄想熱が暴走するのは『10億万分の1の男』かな？
ストーリー的にちょっと？弱いのですが神経質なオヤジが今時風な若い男に近寄られて『私に触れるなっ』とか言ってて(それはそれなりに理由があるんだけど…そこはあえて無視して)超萌える〜v v

見たい映画たち。

★笑うミカエル
★デスノート
★ブレイブ・ストーリー
★ハイジ
★X−MEN3

あと、うーんと…何だっけ？
ハチクロは観ちゃったし、ラブコンは興味ないし。
(ふと気付くと皆マンガ原作…否、2つ小説か)