November 08, 2007

終わってしまった…。

サトウが今、唯一買っていたコバルト文庫がありまして、須賀しのぶさんの『流血女神伝』シリーズで、今回発行された『喪の女王8』で完結いたしました。
ご本人があとがきに書かれていたのですが、8年で26冊?(スミマセン、今は手元に無いもので…28冊だったかな?)凄いなぁ〜、それをまだかまだかと待ちながら読ませていただいてて、1巻目から8年も経っていたなんて気づかずにビックリです。
30冊近く出ていたことにも驚きました。
内容も大まかですが覚えています。

先日、NHKの『プロフェッショナル』というドキュメント?番組にフリーで活動されている漫画の編集者さんの回を見たのですが、その方が
『読者を裏切って安心させろ。』
的な事を言っていました。
読者はある程度自分で先のストーリーを想像していて、結末も考えている。
その読者が予想しているであろうストーリー展開を裏切り、予想もしていなかった展開に進むけど、最終的な結末は納得できるようなラスト、予想の範囲内で結末を迎えるのがいい漫画…と言うか、そういうのが読者が読んで『面白かった』と思う作品じゃないか、と言う事らしいです。

その点では『流血女神伝』シリーズはいい意味での裏切りが多かったと思います。
どんどん続きが読みたくなるような…クライマックスが想像できない作品でした。
で、終わってみて。
怒涛の最終巻は途中でえぇ〜!?っとも思ってしまいましたが、もう何だかそのクライマックスしか無いな…と思ってしまう終わり方でした。
サトウはどのキャラに対してもその結末を受け入れられました、例えBad endであっても。

うむぅ〜頭から読み直したいかも。
でも約30冊か…漫画の様には一気に読めそうではないな。

15:19:50 | earth-leaf | | TrackBacks