April 02, 2005

失われた龍の系譜。

成龍(ジャッキー・チェン)の生い立ちを綴ったドキュメンタリーでごめんなさい、正直眠かったです…。
ジャッキーの生い立ちと言うか御両親の生い立ちを淡々と…な感じで途中、少々錯誤してしまったり説明が足りずに上手く理解できないところもあり、ちょっと残念。
後は日中戦争やその辺りの世界大戦の話。
日本人が何をしてきたのか大体判っていたつもりでしたがそれはあくまで日本人としての認識であり、今だに韓国や中国で反日運動が起こっているのか少し判りました。
酷いことをしていたものです、同じ日本人と思いたくなくなってしまいますが確かにサトウは日本人でこの過去をキチンと受け止めなくてはと思いました。今まで戦争中に起きた美談だけを聞かされ続け、実際はどんなことをしていたのか知りませんでした、侵略した位の認識です。
でもそうじゃ無いんですよね、酷いシーンが何度か出てきました。
日本刀で首を刎ねるシーンも観ました、抵抗出来ない中国人の頭を日本兵が銃で次々と撃ち抜くシーンも観ました、大量の死体が積み上げられたシーンや既に息耐えた夫や幼い子供に縋り付いて泣く妻、若い女性は日本軍に見つかると慰みモノにされてしまうので中国の奥地へ逃げていたそうです、若い女性が捕まらなかったら年老いた女性でも捕まえていたそうです。
沢山の観たことの無い戦争中に起こっていた出来事を目の当たりにしました。
御時世が悪かった、日本も同じような事をされたのだとは言ってもやられたらやり返して良いものでも無いことです。
単に謝るのではなく、過去をちゃんと事実だと受とめた上での謝罪をするべきだと思います。
確かに、中国側から観た日本では感情の偏りが大きいかも知れませんが中国が日本をどう見ているのか知るべきだと思うのです。
この問題はこの先どうあっても解決できない問題だとサトウは思っているのですが、これからの日本は決して戦争に加担してはいけないと思うのです、それが中国の人達に対する敬意だと思うのですが…中国の方達も血の気が多い感じだからなぁ、難しいですね。

Posted by earth-leaf at 11:51 P | from category: movieって良いよね★ | TrackBacks
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